読み手「やまだ眸月真」のつぶやき

長崎おもしろ・よもやま話 第22話「北原白秋を憶う 後半 」

「北原白秋を憶う 後半」いかがでしたでしょうか。
白秋の作品はたくさんありますが、子供の頃の思い出の中にあるのは、
作詞・北原白秋、作曲・山田耕作の「からたちの花」ですよね。
改めて読み返してみると、「あ〜こんな詩だったな」と、とても懐かしく思い出しました。
からたちの花は、唐(から)・中国の方からやってきた橘(たちばな)・ミカンですね。
そういう意味で、唐橘(からたちばな)の略で“からたち”なのだそうです。
花が咲くのは春で、秋には実をつける。
山田耕作さんも“からたち”には、子供の頃とても強い思い入れがあるそうで、
思い入れの強い白秋と山田耕作さんとで“からたちの花”の歌は出来上がって、
たくさんの人に歌われるようになったようです。
久しぶりに口ずさんでみたら、忘れていた記憶が顔を出しました。
皆様にもそれぞれに思い出のある歌かもしれませんね。

 
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